院試前最後のTOEICの結果が出た
2017年7月19日
6月末に受けたTOEICの結果が出たのでオンラインで確認。700点。相変わらずリスニングのスコアの方が低いがまぁいい。他の社会人特別選抜の受験生が何点ぐらい出せるのか全く分からないが、これで提出する。あとは口頭試験で頑張るしかできることはない。
ところで、今回のTOEICはここ半年で3回受けたうち一番良いスコアだった。
去年の10月末に受けた試験では535点という、ちょっと30歳過ぎた社会人としてはひど過ぎるスコアだったことを考えると多少は成長したのだろうか。なお535点は自分の大学(学部生)時代より低いスコアである。
part5とpart6は短時間でスコアがグワーッと伸びそうという野生のカンで集中的に語彙力を上げる勉強したのが効いたような気がする。実際、TOEICはスコア低いうちは語彙力高めるだけで簡単にスコアが上がる印象がある。多分ここから800点台まで上げるには語彙力以上のスキルが必要な気がする。
あとリスニングだけはどう勉強しても成長を感じられていない。結局いい教材がわからないので、とりあえず過去問だけ解きまくって臨んだが、やはりまだ全然聞き取れている感覚がない。いつか覚醒して「分かる、分かるぞ!私にも、意味が分かる!」みたいな瞬間が訪れるのだろうか。
英語教師の姉のアドバイスではリプロダクションというトレーニングが一番効くらしいのでTOEICの過去問使ってやっていたが、まだまだ修行が足りない。
面接前の知識整理
2017年7月12日
ひたすら関連研究の論文読みと数学の勉強(念のため)に励んでいる。
仕事はフレックスをフル活用して8:00-17:00ぐらいの勤務体系に落ち着いている。 8:00から仕事してれば業務で想定外のトラブルが発生しても19時とかに退勤して勉強する時間を確保できる。以前は早朝に勉強していたが、忙しい時期はその日の仕事が気になって集中できないという問題が生じたので、退勤後の仕事が気にならない状態の方が集中できるという結論に達した。フレックス様様である。*1
英語は先月末に受けたTOEICの結果待ち。今年入ってから3回受けたのでその中で一番高いスコアを提出する。とは言っても数年ぶりに英語をまともに半年勉強した程度。大したスコアは期待できないがこれで出すしかない。
で、今日パタヘネを読んでいて、そういえばCS関係の質問の問答を想定していなかったことに気が付いた。ひたすら自分が話しまくる想定だったが、転職活動の面接とは勝手が違うはずである。まだ1か月半あるタイミングで気づいてよかった。
とりあえず質問範囲はCS専攻を卒業した学部生を想定したものとして、以下の内容について概要と大まかな実装方法を説明できるように整理しておく。ホワイトボードにコードを書いてくださいとかあるんかな。*2
- データ構造
- キュー
- スタック
- ハッシュテーブル
- 線形リスト
- 配列
- グラフ構造
- アルゴリズム
- 俺の学部時代の卒論を説明するために改めて説明できるようにしておくべきこと
- マハラノビス距離
- 判別分析
- なぜ判別分析を使って予測モデルをつくったか
- バンドパスフィルタ
- 輝度計算
- 今同じ研究をやるとしたらどういうアプローチをとるか
- よくあるやつ
- オブジェクト指向について説明してください
- ポインタについて説明してください
- tcpプロトコルでクライアントとサーバーがconnectionを張ってデータをやり取りしてconnectionを切るまでの流れを説明してください
- httpについて知っていることをすべて説明してください
- コンパイラがオブジェクトファイルを出力するまでの流れをできるだけ細かく説明してください
- 学部生レベルのCS知識がある根拠を教えてください
- RDBとNoSQLの違いについて説明してください
- MapReduceについて説明してください
- 何か知っているCPUアーキテクチャについて説明してください(俺の場合はMIPS一択ぞ)
- オンプレミスとPaaSそれぞれのPros/Consを説明してください
- 好きな言語とその理由を教えてください
- 嫌いな言語とその理由を教えてください
- 研究室に関係するネタ
願書提出時に必要な研究計画を書いている
2017年6月30日
願書提出時に一緒にオンラインで提出する研究計画を書いているのだが、書いたことがないのでどういうフォーマットでどういう内容を書いていいのか皆目見当がつかぬ。これが学術界に縁もゆかりもないまま生きてきた人間のつらさよ(適当)。
「研究計画 書き方
」でググると、研究計画のサンプルとか書き方のコツみたいなアフィブログ記事が見つかるのだが、院試向けではなく普通に予算申請とかで使うためのフォーマットが殆どで、記事をよくよく読んでみると普段から研究しててその上で新たな研究をやるための計画という感じであった。これは少し違うと思った。
ゼロから始める研究生活のための計画となるともう少し根本的なところから書かねばなるまい、と思った。何せ自分は工学の学士号も持ってない人間なのだから。*1
そこで、深く考えずに素直に以下の内容で書くことにした。
- 自分がこれまでの5年間のエンジニアとしてのキャリアで感じた課題はこれだよ
- なぜその課題をクリアできていないのかについて述べるよ
- それを解決するために大学院でやりたい研究内容はこれだよ
- 先行研究は代表的なものだとこれとこれとこれ(3つぐらいでもいいのかしら…)があるね
- 大学院に入ったらまず最初は全然知識足りないと思うんで足りない知識の拡充につとめて、そこから研究テーマ絞り込んで着手していくよ
- あと研究以外だとこういうこともしたいね。おっさんだし。
願書提出開始まであと4日。1年前に入試説明会に足を運んだ時には、会社辞めて大学院で勉強するなんて夢物語というか全然現実感がなかったが、徐々に大学院受験というものが現実味を帯びてきた。
*1:農学士でござい
募集要項が出ていた
2017年5月5日
何気なくCS専攻のページを見てみたら今年の院試の募集要項が公開されていた。CS専攻のTOPICSには何も書かれておらず突然公開された感じだ。
これによると自分が押さえておくべき日付は下記の3つ。
- 願書オンライン受付開始
- 7月3日
- 必要提出書類の到着締め切り日
- 7月21日
- 口頭試験日
- 8月25日
- 合格発表
- 9月12日
また、よく見たら筑波大学院の募集要項ページも平成30年度入試用の情報が公開されていた。
次のアクション
上記2つの情報をまとめると自分がやるべきアクションは下記のようになる
- 研究計画書(日本語1000字程度、出願時にフォームに入力)
- ✅ 8月24日,8月25日,9月12日の有給申請を行う
- ✅ 7月3日に願書オンライン受付を行う
- ✅ 7月3日に検定料を払う(クレカ払いも選べるようなので問題なければクレカで払う)
- ✅ 7月3日に必要な書類一式のpdfをダウンロードして印刷する
- ✅ 7月4日に卒業証明書と成績証明書を書留で郵送する
- 8月24日につくば前日入りする
- ✅ 8月24日のホテルを予約する
- 8月25日の院試を受ける
- 9月12日の合格発表を待つ*1
- 喜びむせび泣きJeff Dean-sanとRui Ueyamaさんに感謝する
- 入学手続きをする
提出書類は気が早すぎて2月ぐらいに我が母校岩手大学から取得済みである。
serihiro-graduate-school.hatenadiary.jp
急に現実味を帯びてきたがまだ3か月以上ある。焦らず数学と英語の勉強を続けつつ、関係ありそうな論文を自腹を切って読む作業を続ける。
なお論文読むにあたっていろんなサイトを調べたが、とりあえず情報処理学会の電子図書館の論文を集中して読むことにする。
受験勉強について
2017年4月20日
入試が迫りつつある、という話を書こうと思ったがまだ4か月もある。遠すぎた8月。
今年ほど夏が待ち遠しい年もない。 コミュ障万年ぼっちにとって、夏なんてのはただ暑いだけで何のいいこともなく、待ち遠しく思ったことなど我が人生において皆無であった。しかし今年だけは違う。
先日のTOEICのスコアは645。低い。
31歳のおっさんが取っていいスコアじゃない。社会人になってから一度も海外にも行っておらず、日系企業で働いてきて、外国人と英会話した記憶がない人間としてはそこまで悪くないような気もするが、客観的に見て社会人で600点台はまずい。
入試に使えるスコアとしてスコア表を提出できるタイミングの試験は6月が最後。どうにかこうにか700点は越えたい。足切りがあるとしたらおそらくこのラインだと思われる。700点はListening350点、Reading350点取ればいける計算で、今のスコアからすればそれぞれプラス30点(つまり6問)正解できるようなればよく、手が届かない訳ではない。がんばる。英語だけは維持する意味も込めて一生勉強し続けないといけないだろうな。。。
あと一般試験の過去問レベルの数学も解けないと危ない気がするので、とりあえずニューラルネットワークを少しだけ勉強したときについでに復習していた線形代数を勉強している。
線形代数の勉強方法、何が一番効率いいかわからないが線形代数についてはちゃんと勉強した方が今後ないかと応用が利くと思っているのでちゃんと理論を学びたいという気持ちもあったので、以下の本をまず読み進めている。
- 作者: 平岡和幸,堀玄
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 単行本
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この本自体はいきなり問題を解かせまくって試験の点を取らせることが目的ではなく、行列を主に視覚的なイメージ(写像)でとらえて理解することが目的になっているので、ワイのように数学者になりたい訳ではないが問題を解決するツールとしての線形代数を理解したい、という目的にはよいのではないかと思って選んだ。
他にも線形代数の名著はたくさんあるようだけど、一応「プログラミングのための」というタイトル通り多少プログラミングに関係する事項も出てくるで、自分自身のバックグラウンド考えたら一番近いだろうということでとりあえずこれを来月半ばまでには全部読了したい。なお今は半分ぐらいか。
つづいて、まだ手を付けてないが以下の問題集も買って8月までの演習スケジュールだけ立てた。
- 作者: 寺田文行
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 姫野俊一,陳啓浩
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2015/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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演習 大学院入試問題
は載ってる例題がほとんど東大の院試の過去問とかでまぁレベル高すぎて全く手が出ないのだが、筑波大学院の過去問で出た問題と類似する例題もいくつかあるので、最後の追い込みにやっといたほうがいいかなと思って買った。あとパラパラと読んでみて、東大院試でも高校数学レベルの問題もいくつか出るんだなということを今さら知った。もちろん高校数学レベルでは完答できない大問ばかりだけど。