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大学院修士課程での研究生活について書いています

国際会議にshort paperがacceptされた

2019/10/21

この時にsubmitしたpaperの結果が帰ってきて,weak accpet 3, border line 1, reject 1でshort paperとしてacceptされた.

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acceptされた会議は6th IEEE/ACM International Conference on Big Data Computing, Applications and Technologiesというやつで,12月にニュージーランドオークランドで開催される.12月のニュージーランドなので夏なのだろうか.

レビューを読んだら随分と厳しいことが書いてあったのでなぜ通ったのかよく分かってないのだが,weak acceptのポイントをコツコツ重ねたのが効いたのだろうか. とはいえshort paperなのでお情けでページをもらった感じのように思う.

結果が出たのが先週で,先週末に急いで4 ページに再編した. 9 ページ半ぐらい書いたのを無理やり4 ページに納めるためにsectionをまるまる一個削除したり,苦労して書いた図を何枚も削除しなければならなかった.実装に関する詳細もあまり書けなくなった.レビュアー曰く「アイデアは明快で単純」「グラフィカルな説明は不要」とのことだったので意を決してバッサリと削り,それ以外も本筋とは関係が薄い内容をすべて削った.

2 週間ぐらい休みなしでぶっ通しで作業した内容をすべて捨てたような感じで,本当につらかった*1.この期間に,インターンにでも行ってた方が良かったのではないかとかバイトして金貯めて時間のあるうちにどっか旅行にでも行った方が良かったのではないかと色んなことを考えた.仕事でやってるならまだしも,何のリターンもない中で論文を書いているので,色々と厳しい.

最近は就活もしていてうまく行かないこともあって色々とナーバスになりやすいことが増えている. 普通は会社に所属しながら大学院に来るんだと思うけど,仕事を辞めて退路を断って大学院に来るというのは思っていた以上に厳しかった.これも自分が「web屋に戻りたくない」と欲を出してしまってしまった結果なのだから自業自得である.

しかし,エンジニアとしてのキャリアを大きく変えることが出来る確率は,ここ数年では今が一番高いだろうと思う.精神的にぶっ壊れたらおそらくそこで自分は歩みを止めるだろうけど,今はまだ止まっていない.

*1:修論にそのまま使ったので完全に無駄になった訳ではないのだけど